- 2009年10月28日 22:26
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今朝、Buzztterから「とほほさんが亡くなられた。」という情報が入った。
インターネット普及し始めた90年代後半からインターネットを使っている人が真っ先に思い浮かんだのは「とほほのWWW入門」の杜甫々(とほほ)さんだと思う。
私自身もホームページ作成の基本をこのホームページで勉強させてもらったものだ。
私と同様に思った人も多く、Twitter上でも一気に話題になったらしい。
しかし、Twitter上での投稿を追ってみるとどうやら誤報と言うことがわかった。
お亡くなりになったのは「メーリングリスト「AML」に活発に投稿していた、ハンドル名「とほほ」の、平志朗さんがなくなった。」とのことだった。
今朝の一連の状況を見てTwitterと誤報について考察してみる。
情報のソースを確認しているか
TwitterにTweetすると情報があっという間に伝播する。
その速報性がTwitterの特徴の一つであるが、注意したいことがある。
それは「情報のソース」だ。
実は以前にも同じようなことがあった。「エマ・ワトソンが交通事故で死亡」の誤報だ。
2009年7月24日に映画ハリーポッターのハーマイオニー役で有名な女優エマ・ワトソンが交通事故にあって死亡したという情報がTwitterに飛び交った。
リンク先には交通事故現場の写真と英語の記事があり、かなり信憑性があったように見えたのだが、後にこの情報はデマであることが判明した。(ロケットニュースの記事参照)
今回の「とほほ」さんの件は、ネット上に2人のハンドルネーム「とほほ」さんがいたことに起因していた。
とほほさんが亡くなられたというソースもあったが、「WWW入門」のとほほさんであるという部分は確認できていないまま、「ネット上の有名人"とほほさん" = "WWW入門のとほほさん"」と間違えて理解してしまったのだと思われる。
Tweetすることは世界に情報発信すること
TwitterでのTweetはそのインターフェイスから比較的限られた空間への投稿に感じられるが、実際は世界中に情報発信しているのと同じことを理解する必要がある。あなたが発信したTweetは鍵をかけていない限り、原則世界中どこからでも見ることができるし、検索されることもある。
もちろん誰しも間違ったことを言ってしまうこともあるし、100%正しいことを言わなくてはならないルールがあるわけでもないが、頭の片隅で「自分の発言は世界中から見られる可能性があること」を意識しておくと良いかもしれない。
Twitterで流れた誤報を完全に訂正することは難しい
Twitterでこの誤報が流れた際に、一部の影響力のあるユーザーからも誤報が発信されてしまったため、爆発的に誤報が伝播していた。すぐに誤報に気づき、Tweetの削除と訂正がTweetされたが、一度発信した情報を訂正することはとても難しいようだ。
現に今でもBuzztterを見てみると、まだ誤報を信じている人が散見されます。
TweetはFollowersにすべて見られているわけでもなく、誤報を見たFollowerが訂正Tweetも見ているとは限らないのでその点は注意したい。
結論:情報を見極めよう
ちなみにマイケル・ジャクソンの訃報の際にもTwitter上で真っ先に情報が共有されていました。 このときにはTweetにもソースが付けられていました。過去に2ちゃんねる元管理人のひろゆきが過去に以下のようなことを言っている。
「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」
Wikipediaより
この発言自体は2000年頃の掲示板利用者について語ったものだが、当時と原則は全く変わっていないように思う。
掲示板より速報性が高く、情報の電波力のあるTwitterを使う上では「嘘であると見抜けるスキル」がより重要になってきているのだ。
「そんな堅いこと言ってたらTwitterなんか楽しめない!」という方も多いかと思うが、ぜひこの機会に一度考えてみたら良いと思う。
ーー
周りでとほほさんの件を誤解されている方がいるようでしたら、ぜひ教えてあげてください。
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