- 2009年2月 5日 21:21
- 03.コミュニティ全般

芸能人のブログで執拗に誹謗中傷を繰り返していた人が逮捕された。
この事件はネットコミュニティと併せて考えても非常に興味深い。
事件概要は次の通り。
19人は、男性が開設していたブログ上に昨年1~4月、88年に東京・足立区で発生した女子高校生コンクリート詰め殺人事件に関与したという事実無根の書き込みをした疑いが持たれている。「人殺しが何で芸人やるんだ」「死ね、犯人のくせに」などの書き込みは数百件に上り、「炎上」したという。脅迫容疑の女は「殺すぞ」などと書き込んでいたという。
■ネットの情報を見極める力
ここで誹謗中傷していた人たちはどのような気持ちで投稿していたのだろうか?
別の記事でタレント炎上ブログに「殺す」29歳女を脅迫容疑書類送検とある。
ここで書類送検となった女性の心理が書かれている。
同署幹部によると、女は1989年に東京・足立区で起きた女子高生コンクリート詰め殺人に男性が関与したと信じ込んで男性を脅しており、「許せなかった」と容疑を認めているという。
いわゆるネット上の噂を信じて書類送検されるまでの誹謗中傷を繰り返していたわけです。
今回のケースはおそらくネタ元であろう9年前の某掲示板のスレッドを見ましたが、こういったスレッドの情報を鵜呑みにしてしまう人も多いのだと思う。
昔、元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏がインタビューで話しをした名言「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板の利用は)難しい」という言葉が本当に身に染みます。
今は一般の人のインターネット利用も多くなり、ネットの情報を見極める力が無い人がこういうショッキングな内容を本気にしてしまうのだ。
■韓国の例
韓国ではユーザーによる誹謗中傷が原因で、芸能人が自殺する事件が相次いだ。
今までの韓国の例を見てみると、告訴がないと当局が動けないこともあり、誹謗中傷の容疑者が逮捕されたといった記述を見たことがない。
現在はサイバー侮辱罪という法案の成立に向けて動いているようである。
日本でこのようなケースで立件されたのは韓国と同様なケースにならなくてすんだという意味では非常に重要な事件だったと思う。
■いわれない誹謗中傷への牽制を
実際にこの芸能人のブログを見たことがありますが、最初に噂が出始めてから9年もの間いろいろあったとのことです。
それでもきちんと自分の心を保ちつつ、しかるべき対応をしたこの芸能人の方には敬意を表したいですね。
今回の例が今後も起こりうる言われ無き誹謗中傷を抑制できることになれば良いと切に願います。
- 一つ新しい記事: lang-8の将来について考える
- 一つ古い記事: SNSにおけるコメントの効果作用(lang-8のケース)
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